どうもユニソルの小田です。
医療が進歩し、否が応でも長生きしなければならない時代になってきました。
ちなみに、世界保健機関(WHO)の統計によると、日本で2007年に生まれた子供の半分は107年以上生きることが予想されています。
誰だって長生きするなら、健康的で自由を維持したいですよね。
今回は、好きなことを自由にやれて、いつもワクワク充実した気持ちで年齢を重ねていくための戦略、
題して
「長寿時代のワクワク充実ライフ戦略」について書いていきたいと思います。
ワクワク充実ライフ戦略3つのステップ
充実した人生にしていくためには、以下の3つのステップがありますので、全体像をまずは掴んでください。
ステップ1 未来をデザインする
ステップ2 感情をデザインする
ステップ3 習慣をデザインする
それではステップ1から詳しくみていきましょう。
未来をデザインする
まず最初にあなたの未来をデザインしていきましょう。
以前の記事「明るい未来をデザインする技術」で明るい未来を描くことがどんな影響を与えるのかについて書きました。
今回は未来をデザインするときの重要なポイントについて書いていきますね。
未来をデザインするために覚えておいてほしいことは、
未来は現在の延長線上にあるということです。
どういう意味かというと、現状からかけ離れた奇跡的な未来がいきなり降って湧いてくることはないということです。
だから常日頃から考えてほしいことは、今まで通りの生活を送っていくと、その延長線上には、どんな未来が待っているのかということです。
例えば、毎日スナック菓子を食べて、夜更かしして、運動不足という現在だった場合、
そのままの延長線上を予想してみると、病気になっているかもしれないですよね。
さらにその病気によって、思うように動けなくていつもイライラしてるなんて不健康な未来も予想できますよね。
このように現在を見れば、その延長線上にある未来は、ある程度予測できるわけです。
だから、もし予測できる未来がショボいものだったら、その未来を変えるためには、現在が変わらなければならないということです。
そして同時に理解してほしいことは、ゴールとなる未来が具体的に定まらなければ、現在を変えることはできないということです。
だからまずは、自分がたどり着きたい未来をデザインすることから始めなければなりません。
それでは、ここで少し時間をとって実際にデザインしてみましょう。
今の延長線上の未来の横に、あなたの理想の未来を置いてください。
例えば、
行きたいところにいつでも自由に行ける
やりたいことを我慢せずにできる
仲の良い人に囲まれて楽しく笑顔で生活できる
など色々思い浮かぶと思います。
「明るい未来をデザインする技術」でも書きましたが、ポイントは自由でいられるかどうです。
自由とは以下の4つの自由です。
1 体の自由
2 心の自由
3 時間の自由
4 お金の自由
この4つの自由を意識してデザインしていきましょう。
思い浮かんだことは遠慮せずにイメージしてくださいね。
具体的なイメージが大切な理由
すべてのものは2度創られる
という言葉は聞いたことありますか?
人間はまず、頭の中でイメージして、そのイメージしたものを現実に作り出していきます。
裏を返せば、頭の中でイメージできないものは、実現することはできないということです。
例えば、新しい車を作る時も、いきなり作ろうとはせずに、頭の中でイメージしたことを設計図に詳細に落とし込んで、そのあと現実に作り始めますよね。
設計図の無い状態で、車を作ることはできませんし、仮にできても機能しません。
これはすべてに当てはまります。
頭の中で1度創造したものを、現実で再度創造するのです。
つまり、現実で作られたものは、イメージで作った後の2度目の創造になるということですね。
未来をデザインすることは、1度目の創造になりますが、
具体的にイメージして創造することができれば、現実でもイメージ通りに叶う可能性がアップします。
だからまずは、向うべき目的地を定めるために、未来をデザインする必要があるのです。
感情をデザインする
2つ目のステップは、感情をデザインすることです。
以前の記事「感情をデザインして心の健康をキープする」で書きましたが、感情が暴走するとろくなことになりません。
怒りによって言わなくてもいいことまで言ってしまったり、
極度に落ち込んだり、不安になったりして、心も疲弊してしまいます。
感情をデザインする具体的方法は前の記事に書きましたので、
まだ読んでいない場合は、この記事を読んだ後にでも読んでみてください。
ここでは、ワクワク充実ライフ戦略において、感情はどんな影響を及ぼすのかを書きたいと思います。
感情をデザインすることは、ワクワク充実ライフ戦略において2つの理由で重要になります。
1つ目の理由は、感情によって、行動のブレーキを踏んでしまうと未来は変わらないという理由です。
どういうことかというと、頭の中で「こうなりたい!」とイメージしても、
「どうせ無理でしょ」とか「自分にそんなことできるはずがない」みたいに
邪魔してくるのが怒りや不安、失望、あきらめなどの負の感情です。
そもそもワクワク充実ライフ戦略という名がついている通り、ワクワクという感情になれるような未来を創っていかなければなりません。
ステップ1で、せっかく具体的に未来を思い描いたのに、
不安や失望、あきらめの感情が邪魔をして行動できなければ、その未来が実現することはありません。
感情がブレーキとなり行動が止まってしまうわけです。
さらに、感情が重要なもう1つ理由は、ワクワク充実ライフを達成するには、良い人間関係の構築が必須になるからです。
感情がデザインできないと、人間関係の構築がうまくいかなくなってしまいます。
負の感情をぶつけ合う人間関係は自分にとってマイナスにしかなりません。
感情をデザインして、行動のエネルギーにし、さらに人間関係も良いものを作っていきましょう。
習慣をデザインする
最後のステップは、習慣のデザインです。
頭の中に理想的な未来というゴールを作っただけで終わってしまってはいけません。
そこで終わってしまうと、ただの現実離れした理想を語っている人になってしまいます。
現実の中で、2度目の創造をしていく段階です。
3つ目のステップで大事なことは、
行動し続けなければ現実を変えることはできないということです。
頭の中で描いたことを実現させるためには、行動が必要になるということですね。
その行動を継続するために必要になることが習慣をデザインすることです。
習慣をデザインするには、意志に頼ってはいけないという話を以前の記事でしましたが、
やる気だけではなかなか継続することができません。
それは当たり前で、
そもそも楽に簡単に実現できることなんて、この世の中に1つもないからです。
運動やダイエット、禁煙や早起き、老化防止など、習慣化する難易度はそれぞれ違いますが、
ただこれを飲むだけでダイエットできます!とか、
そんなものは普通に考えてあり得ないわけです。
「この薬を飲むと算数ができるようになるよ」と言われているのと同じことです。
まして今の延長線上にある未来を変えることは、これまでの流れを変えていく行為ですから、楽にできるはずがありません。
未来をあなたの理想とするワクワク充実ライフに変えるためには、
これまでとは違った行動の積み重ねによって流れを変えていく必要があります。
その毎日の行動を積み重ねるためには、感情をデザインすることだけに頼るのではなく、
習慣化して、自動的にできる自分を作り上げていかなければなりません。
習慣化ができれば、歯みがきと同じで、何の苦も無く自動的に継続することができるようになります。
だから行動を変えるためには、習慣をデザインしなければならないわけですね。
習慣化の具体的方法はまた、別記事で書いていきます。
今回は、寿命100年時代のワクワク充実ライフ戦略の全体像について話しました。
ステップ1 未来をデザインする
ステップ2 感情をデザインする
ステップ3 習慣をデザインする
寿命100年時代に突入し、人生のクライマックスを憂鬱でつまらない時期にしないために、
まずは、ステップ1の具体的にどんな未来にしたいのかを考えてみてください。
今回は以上です。ではまた(^^)/