重力に負けるな!元気に歩き続けるための3大機能とは?

こんにちは、ユニソルの小田です。

人間は常に重力と戦いながら生活していますが、重力に勝てなくなると、足腰や身体全体から痛みが出てきてしまいます。

だから痛みが出ない身体=重力に打ち勝つ体ということです。

今回は重力に打ち勝つ3大機能について書いていきます。

重力に勝つためには

人間の体が重力に負けずに生活し続けるためには、重要な体の機能が3つあります。
それは以下の3つです。

重力に打ち勝つための人間の3大機能

1 体を支える

2 地面の衝撃から体を守る

3 重心のバランスをまっすぐに保つ

簡単に説明すると

まず必要な機能は体を支える機能です。

重力の中で体の姿勢を維持するためには、かなりの筋力を必要とします。
実際生まれたばかりの赤ちゃんは自分の重みを支える力がないため、立って歩くことができません。

続いて、地面の衝撃から身体を守る機能が必要となります。

この機能がなければ、人間は歩いたり走ったりすると、体に衝撃を受けて、激痛で姿勢を維持することもできません。

筋力は動くときだけに必要なわけではなく、衝撃から体を守るためにも必要なんですね。

そして重心のバランスをまっすぐに保つ機能ですね。

2本足で直立している人間にとっては、身体の歪みは致命的です。
少しの歪みが身体に負荷をかけ、痛みを引き起こします。

私たち人間が重力の中で2本足で立って歩けるのは、これら3大機能のおかげということですね。

ここから先は、重力の圧力に負けずに、2足歩行することが以下に難しいことなのかについて書いていきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでくださいませ。

最後まで読んでもらうと、歩くことって奇跡的なことなんだなと感じてもらえると思います(^o^)

直立2足歩行はなぜ難しいのか

2本足で立って歩く。

そう聞くと「当たり前じゃん!」と思うかもしれません。

でも2本足で直立で歩くということは、人間以外にはどの動物にもできないことなんです。

それだけ直立2足歩行というのは難しいということなんですが、なぜそんなに難しいのでしょうか?

そこのところを解明していきましょう。

重力との戦い

直立2足歩行を困難にしている最大の敵は重力です。

私たちの体は地球上に住んでいる限り、重力によって常に下へ下へ引っ張られている状態です。

だから私たちはただ2本足で直立しているわけではなく、

重力によって常に地面に引っ張られている状況の中で、2本足で直立しているのです。

体の土台は最下部にあり

人間が直立している中で、体を最も下で支えているのはどこでしょう?

それは足の裏ですよね。

重力によって体は地球に引っ張られています。ということは足の裏に全体重の圧力が集中しているということです。

ですが、足の裏の面積は、体全体の表面積を100とした場合、両足でたったの2しかありません

100ある面積の中のたった2しかない面積で全体重を支えなければならないのです。

それだけ考えても足の裏にかかる負担はかなり大きいだろうなということはわかると思います。

やっかいな体の構造

さらに、人間の体の一番上には、重い頭があります。

頭は体重の約10%もの重さがあります。

その重い頭が、地面から一番遠い位置にあるのです。これはかなりやっかいな構造です。

どれくらいやっかいなのか、積み木を例に考えてみましょう。

積み木を高く積み上げていくときに、

一番下に置く積み木は、小さな積み木と大きな積み木のどちらを置きたいですか。

当然一番下には、面積の大きな積み木を置きたいですよね。

もし一番下の積み木の面積が一番小さく、一番上に重い積み木を置くとしたら・・バランスをとるのはかなり難しいですよね。

風が吹いただけでバタンと倒れてしまいそうですよね。

高くなればなるほど、バランスをとることが難しくなります。

だから本来ならピラミッドみたいに、上にいけばいくほど、面積と重みを小さくしていくほうが安定するわけです。

でも人間の体の場合、土台の面積がとても小さく、重みのある頭が最も上に位置しているのです。

直立2足歩行するには、不安定この上ないやっかいな構造と言えます。

2足歩行のロボット

ホンダがASIMO(アシモ)という2足歩行ロボットをつくったときには、世界に衝撃を与えました。

世界中の研究者が長年挑戦してもできなかった人間の2足歩行の技術を持ったロボットを日本の車メーカーが先駆けて作ったからです。

私たちは赤ちゃんの頃にいつの間にか立ち上がり、2本足で歩いたり走ったりできるようになりますから、2足歩行なんて簡単だと思い込んでいます。

でもこの技術をロボットで再現しようとしても、今のところ歩く技術を再現するロボットを作るのがやっとです。

しかも人間は、歩くだけでなく、走ったり、ジャンプしたり、片足で跳んだり、急にストップしたりもできてしまうのですから、まさに奇跡の2足歩行と言っても言い過ぎではありません。

人間が重力に負けずに、2本足で生活し続けるには、それに耐えられる筋力と骨格だけでなく、

さらに科学で再現できないような高度な技術も必要になるというわけです。

3大機能を鍛えるには?

私たちが、今後2本足で生活していくためには、冒頭に述べたように、以下の3つの機能が必要となります。

1 体を支える

2 地面の衝撃から体を守る

3 重心のバランスをまっすぐに保つ

ではこれら3つの機能を強くするには、どうすればよいのでしょうか?

足腰に痛みが出る人の3つの共通点でも書きましたが、以下の3つになります。

1 足の裏の形の歪みを正す

2 骨盤の歪みを正す

3 筋力を増やす

この3つの方向性というのは、重力に打ち勝つための3大機能を改善する方法でもあるわけです。

足の裏の歪み骨盤の歪みを調整し、筋力をつけていくことで、上の3大機能を強くしていくことができます。

そのための具体的方法についても、また別記事で書いていきたいと思います。

それでは、重力に負けないようにお互い頑張っていきましょう^ ^

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